お部屋にオアシスを観葉植物
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「観葉植物文化」

観葉植物は、温帯地域でも照葉樹林帯や硬葉樹林帯などは葉の美しい植物が多かったため、古くから鑑賞の対象にされていました。古代ギリシャでは、「アカンサス」などの葉の美しさを愛でて栽培したといわれています。古代においては、一年中緑を保つ植物は長寿や繁栄のシンボルとされていたため、実際に庭園に植栽されることも多かったそうです。ヨーロッパでは大航海時代以降、各地から植物も集められていました。その中には熱帯産の植物も多くあって、葉の美しいものも温室の発達と共に栽培されるようになります。19世紀には産業革命の進展により、ガラスや鉄材の大量生産が可能になることで温室が普及しはじめました。一方でプラント・ハンター達により多くの種類の植物が入ってきて、熱帯産植物や高山植物の栽培が普及しました。
また一般の建築もガラスの多用により部屋を明るくする環境が整ったため、室内に長期間植物を置けることができるようになりました。特にヴィクトリア朝のロンドンでは、スモッグのため都市環境が悪化していて、室内に植物を置いて栽培する機運が高まったのです。この時は「シダ」が特に愛好されました。また幕末から明治維新にかけて、日本からいくつかの園芸植物が入ってきて、観葉文化に拍車をかけたとされています。
19世紀のフランスでは、「カラジウム」や「ゼラニウム」の葉の変化に注目して育種が始まりました。これが西欧園芸における観葉植物の育種の始まりではないかと言われています。それからは、室内において熱帯・亜熱帯産の葉の美しい植物を栽培することが盛んになり、現在ではインテリアとしても「観葉植物文化」が根付いたとされています。

「日本での観葉植物」

日本でも「サカキ」などが宗教的に重要視されるようになり、江戸時代には、カエデのような樹木から「オモト」や「カンアオイ」、「マンリョウ」など小木、草本に至るまで葉の美しい植物を観賞することが盛んになりました。それからは、多くの変異が集められて、1799年にはすでに「オモト」の番付が出版されていたり、珍奇な品種には高価で取引されるものもあったそうです。
1827年には世界で初めての、葉変わり植物の専門書である「草木奇品家雅見(そうもくきひんかがみ)」が出版。続いて1829年には「草木錦葉集」が出版されています。一般的な家庭でも軒に「シノブ」を吊るしたりして緑の葉を楽しむなど、観葉植物の文化は日本の都市に日常的に存在していて、「ハボタン」はヨーロッパのキャベツが江戸時代の日本で観葉用に改良されたものでもあるのです。

 
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